小児歯科
虫歯の進行
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虫歯の影響
永久歯の形成の他に、崩壊してしまったかみ合せは、偏食の原因にもつながります。
また、前後の歯が倒れこみ、後に萌えてくる永久歯のスペースも無くなり永久歯の不正咬合やムシ歯の発生につながることになります。
虫歯になると自然治癒は望めません。
写真のようになるまで放っておいたり、痛くなったり腫れたりする前に治療をすることが、お子さんの成長発育にとっても大切です。
上の症例のレントゲンを撮ってみると
乳歯の下にはもう永久歯の赤ちゃんがいます。この虫歯の状態を放置することは、アゴの炎症を起こし、正常な永久歯の形成がなされないこともあります。幸い、このお子さんは7回の通院で治療を終了することができました。
虫歯を全部治したよ
黒くなって穴が空いていましたが、まだ痛みも無く比較的小さい虫歯だったので、4回の治療で全部治すことが出来ました。以降定期的に検診をして、虫歯とかみ合わせの管理をしていくことになります。
上手な受診は、痛み出す前に治療を受けることが大切です。
歯の萌え代わり
正常な場合は、根がなくなり、永久歯と交換しますが、時には永久歯の方向がまちがえ萌出することがあります。ぐらぐらしたら歯医者さんで抜いてもらいましょう。
■正常
乳歯の根がきれいに吸収され、その下には永久歯が出番をまっています。
■異常
間違えた方向に永久歯が乳歯を避けるように萌出してきます。
毎日お母さんが仕上げの磨きをすることが基本ですが、 萌え代わりの時には、歯茎のほうまで見てあげてください。早いうちなら、 正しい方向に治ってくることもあります。