小児矯正

予防歯科

虫歯をつくらないために。

食後30分以内に歯磨きをする習慣をつけよう。
もちろんフロス(糸)を使い歯の間もみがいてね。
口の中は虫歯菌の住みやすい温度になっています。食後30分くらいで食べかすを腐敗させて口の中を酸性にし、この酸が歯を溶かしてしまいますので、歯垢をためないようにこころがけましょう。

  • 歯磨きイメージ
  • フロスイメージ
口の中の細菌

むし歯は、口の中の細菌(ミュータンス菌)により歯が溶かされる病気です。
この細菌は主に砂糖を原料に酸をつくり歯に付着してむし歯をつくります。

■下の写真は、検診に来たお子様の歯の汚れをチェックしてみました。

  • 歯をチェック
  • 歯をチェック

まだむし歯にはなっていませんでしたが、このままの環境でいくと虫歯になってしまう状態です。

赤くなった歯の表面ではこんなことが起きています

  • 口の中の細菌
    ■歯の汚れが、どんどん酸を作り、歯を溶かしていってしまします。
  • 口の中の細菌
    ■規則正しい生活を送っていれば、口の中は唾液の分泌により中性になります。
  • 口の中の細菌
    ■おやつが多いと、中性に戻ることなく、虫歯はさらに進行していきます。

甘い物や飲み物に気をつけましょう。

虫歯糖分は虫歯菌を活発にします。ダラダラ食いなどをすると、作用時間が長くなり歯の表面も弱くなります。上手に食べたり飲んだりしましょう。糖分が長い時間口なのかにあるのをふせぐと (たとえば、口をゆすぐ) 、歯の表面の酸性も長く続かなくなります。
また、イオン水を水代わりに飲んでいるお子さんがいますが、歯のいたるところにむし歯が発生しやすくなります。スポーツの後にもお水が良いでしょう。

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指しゃぶりの影響。

さまざまなお口の癖の中で、最も多いのが指しゃぶりです。
一般的に3歳くらいまでは、重大視する必要性はないと考えらますが、タイミングを見てやめさせていく方向で考えたほうがいいと思います。

  • 3才児 指しゃぶりによる開咬
  • やめてから1年後(自然治癒)

4歳以降も続いている頑固な場合には、自然治癒しづらくなり、吸う力も強くなってくることで、アゴの変形やら言語障害をまねいたりする事もあります。

  • 5歳児 指しゃぶりが頑固だったお子さん
  • 5歳児 指しゃぶりが頑固だったお子さん

悪い矯正力が働き、口を閉じても前歯があいた状態で、むし歯にもなりやすくなり、アゴの変形も強くなり、永久歯の交換にまで悪影響が出てしまいます。

歯ブラシの注意点

はえはじめは歯ブラシがあたらない

前からみがくと奥歯に歯ブラシがとどきません。 口を小さくあけて横からみがくようにしましょう。

  • 歯ブラシの写真
  • 歯ブラシの写真

はえはじめにむし歯が出来やすいので、しっかりみがいてあげて下さい。

歯ブラシの交換

毛先が歯ぐきにあたり傷ができやすくなりますし、歯もきれいに磨けません。また歯と歯の間はフロス(糸)を使うと効果的です。

歯ブラシのイラスト

シーラント

生え始めは、虫歯ができやすいのでしっかり磨いてあげてください。
どうしても汚れが残ったり溝が深い場合には、予防的に埋めると(シーラント)効果的です。

  • シーラント
フッ素塗布

フッ素はサポーター。

  • 効果としては、初期段階の虫歯を改善できます。
  • ばい菌を抑える働きを持ちます。
  • 歯の質を強くします。
定期健診のすすめ

定期検診は主に下記の内容になります。

  • 必要に応じてレントゲンを撮り、虫歯のチェックやまだ生えてきていない永久歯の状態も確認します。
  • お子様のお口の状態に合った予防法をアドバイスさせて頂きます。
  • お子様の状態に合わせ、3ヶ月、6ヶ月ごとの定期検診をおすすめしております。

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